わたなべ歯科クリニックは福岡市西区今宿駅前にある一般歯科、予防歯科、歯周病治療、小児歯科、矯正歯科、ホワイトニング、義歯、インプラントを営む歯科クリニックです。

歯磨きのポイント、セルフチェック

DATA:2018.05.02

A.皆さん、汚れの付きやすい場所はご存知ですか?


汚れの付いている場所によって歯磨きの方法は異なってきます。
今回は、磨き残しをどのようにして歯ブラシを当てて磨くか、磨き残しの出やすい場所と、歯磨きの方法についてお話させて頂きます。
まずは、磨き残しの出やすい場所です。
大きく分けて5つ汚れが残りやすい場所があります。
比較的に、歯の表面の汚れは取れやすいのですが、歯と歯の間や歯茎の境目、ボコボコした噛み合わ
せの面などに汚れが溜まりやすくブラシの当たりにくい所になります。

B.歯磨きのポイントを確認しよう!
1 歯ブラシの持ち方について
毎日の歯みがき。みなさんはどんな風にハブラシを持っていますか?
一般的なハブラシの持ち方には、グーで握る「パームグリップ」と、エンピツを持つような持ち方の「ペングリップ」の大きく2つがあります。


歯に無理に力を入れてゴシゴシと磨いていませんか?実は、歯垢はほんの少しの力でも十分に落とすことができます。

無理に力を入れずに歯を磨くために、親指と人差し指でペンを持つように 構えて歯を磨きましょう。最初のうちは慣れないので、「本当にこれでいいのかな?」と思ってしまうかもしれません。でも、ゴシゴシ磨く必要は全くないのです。逆に強い力で磨いてしまうと、ブラシの毛先が寝てしまい、しっかりと歯垢を落とすことができず、磨き残しが増えてしまいます。



2 磨く順番を決めよう
磨き残しをなくすには磨いていない部分をなくせばよいのですから、一筆書きの要領でスタートを決めて順番に磨けば磨き残しの部位は減らすことができます。

3 歯ブラシの動かし方
小さく2~3mmの幅で小刻みに動かします。1~2本の歯を10~20回ずつ磨きましょう。ゴシゴシ大きく動かすと、歯ブラシのあたらない部分が出てきます。1本ずつ丁寧に歯ブラシをあてて、次の歯に移動していくようにします。

4 歯ブラシの当て方
歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間に、きちんとあてましょう。
歯ぐきに対しては45度の角度に毛先をあててハブラシを優しく動かしましょう。
汚れが残りやすい場所は歯と歯の間、奥歯のかみ合わせ、歯と歯ぐきの境目、歯並びがでこぼこしている所、生えている途中の歯の所はより丁寧に磨くと良いでしょう。



C.歯ブラシのみでは、歯間の歯垢は約6割しか落とせない!



実は、歯ブラシだけではどんなに頑張っても落としにくい汚れがあります。
それが、歯間の汚れ。ある調査で、歯ブラシだけでは歯と歯のプラーク(歯垢)は、61.2%しか落とせないということが確認されているのです。



お口をより清潔に保ち、虫歯・歯周病を防ぐためにも、お口に合わせた補助的清掃道具を利用しましょう。
補助的清掃道具
(デンタルフロス・歯間ブラシ・ワンタフトブラシ・スーパーフロス・デンタルウォッシュなど)
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