わたなべ歯科クリニックは福岡市西区今宿駅前にある一般歯科、予防歯科、歯周病治療、小児歯科、矯正歯科、ホワイトニング、義歯、インプラントを営む歯科クリニックです。

仕上げ磨きは、いつまで? (小児歯科編)

DATA:2020.06.11



こんにちは、福岡市西区のわたなべ歯科クリニックです。
当院では、成人だけでなく小児歯科も行っております。
乳幼児から児童含め、毎日元気なお子様が大勢ご来院くださいます。

今日はお子様の歯磨き、特に仕上げ磨きの時期についてお話します。
子どもは小さなころは歯磨き自体を嫌がり、次に自分一人で磨きたがるようになります。
それでも幼稚園くらいまでは皆さん仕上げ磨きをしているようですね。
しかし、子どもの成長に伴い、『仕上げ磨きっていつまでするのかな?』と疑問をお持ちの方も多いと思います。



●歯磨きて実は大変難しい
最初に、小さなお子様は歯磨きの本当の意味がまだ理解できていません。
実際に、適当に磨いている子供が多いです。
歯1本につき、単純に捉えても、5つの面(噛む面、前、後、内、外)があります。
大人では通常28本あれば、
28(歯)×5(面)=140(面)もあり、歯には溝や凹凸、隣接部、歯並び等が影響する為、実際にはもっと多くの部(面)を磨く必要があります。ブラッシングは大人でもとても大変です。
磨けているのであれば問題ないのですが、ブラッシングを正しく行うことは大人だって相当難しく、子どもなら磨けていない子がほとんどです。
 小さいころは親が仕上げ磨きをしてあげていても、徐々に仕上げ磨きをしないことが多くなるようですね。

  ●小学校に入ったら仕上げ磨きは卒業?
特に小学校に入学したら、歯磨きの親の責任(仕上げ磨き)は終わり!という方は多いです。
「もうトイレやお風呂も一人でできるのだから、歯みがきだってできるでしょう」の安堵感が一番危険です。
小学生時代の年齢前後は、子供の歯が抜けはじめ、大人の歯へと交換していく時期でもあります。
健全な乳歯、ぐらぐらの乳歯、新しく生え始めてきた永久歯が混在しています。

  つまり、「お子様のお口の中は人生の中で一番大変な変化が起きている状態」になっているのです。



  ましてや、歯が生え変わるだけではなく、顎の骨の成長も加わってきます。顎の骨の上に歯は並んでいます。骨が成長し広がると歯の位置も変わり、かみ合わせも変わってきます。

  小学校中学年までは、身体能力的に歯ブラシをこまめに動かす能力はできないと言われています。
最低でも、お子様が小学校中学年までは必ず仕上げ磨きをしてあげてください。

小学生のお子様のお口の中の状態をまとめると・・・
・健全な乳歯が残っている
・抜けかかっているグラグラの乳歯がある
・新しく生えてきた大人の歯である永久歯がある
・顎が成長するため歯の位置やかみ合わせが変わってくる
など、お口の中が常に変化しているところに、新しい生活が始まり生活習慣も変わってくるのです。

  確かに小学生になれば教育の一環として、歯磨き指導や昼食後の歯ブラシを行うことがありますが、これはあくまでも生徒の自主性に任せているため、先生の目はすべての生徒に行き渡るわけではありません。

  小学校高学年でも、上手に歯みがきができる子は、ほとんどいません。
しっかり仕上げ磨きをしている親御さんもいらっしゃいますが、実際口腔内を拝見すると歯垢がかなり残っていたりします。ある程度の年齢になると、つい油断し、仕上げ磨きも徐々に減ってきて、小学校3年生くらいではほとんど親の仕上げ磨きはされていません。(当医院調べ)

  しかし上にも書いたように、小学3年生頃から完全に大人の歯に生え変わる中学1~2年生までは、歯の生え変わりと顎の成長で、口腔内は非常に歯ブラシがかけにくい状況となっております。ここで適切な歯みがきができていないと将来的に歯周病や虫歯、歯並びに影響してきます。
できるだけ大きくなるまで仕上げ磨きをしてあげてください。
そして定期的に歯科医院で、虫歯や歯並びのチェック、磨き残しなど歯磨き指導など検診を受けましょう。

  ●忙しい中学生のお子様も注意!!
  親御さんはできれば中学生くらいまでは、仕上げ磨きは無理でも、お口の中のチェックをしてあげてください。
(お互い恥ずかしいでしょうけど、中学生はまだ上手に磨けなかったり、歯磨きしていると言っても本当は忙しくて磨かなかったりします)
中学生になると、学校や塾で忙しかったり、部活で休みも全くなかったりします。
子どもなりに忙しく生活も不規則で、歯みがきにまで意識が向かないことが多いので、虫歯になりやすくなります。
生活が不規則だと、規則正しい時間に食事や間食など難しく、常に何かを口にしていたりします。
さらに、水分補給に甘い飲み物なども増えてきますよね。
小学生までは虫歯がなかったのに、中学生になったら虫歯になってしまったと言うお子様もいますが、忙しくてお口の中のことまで意識が向かないことが多いようです。

  ですから中学生のお子様に仕上げ磨きは無理でも、お口のことも気にしてチェックしてあげてください。
もちろんお口のチェックは、毎日ではなく一週間に一度くらいで大丈夫です。
ここから約70年は使用しなければならない大事な歯です。中学生と言っても生え変わって間もない時期で、スタートが肝心です。頑張ってください。

  そして、生えたばかりの永久歯は、未成熟なため虫歯になりやすく進行も早いので注意してあげるとともに、できれば歯科医院での定期的な検診も忘れずに受けましょう。

 

  医療法人わたなべ歯科クリニックの小児歯科では、検診の際に虫歯や歯並びのチェックだけでなく、フッ素やシーラントなどの虫歯予防、お子様の年齢に応じた歯磨きの仕方やご家族へのアドバイスもしていますので、ご相談ください。

福岡市西区のわたなべ歯科クリニックでお口の中の健診を
当院では、最新医療機器設備や治療法を導入し、安全で確実な診断、および治療(虫歯、歯周病、小児歯科、マウスピース矯正、歯科口腔外科、入れ歯、クラウン、審美歯科、ホワイトニング、インプラント治療)を実施するほか、予防やメンテナンスなど様々な症例や幅広い年齢層の患者様に対する治療を包括的に行うトータルケアに力を入れています。

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