赤ちゃんからはじめる虫歯予防

2018.06.01

産まれてくる赤ちゃんの虫歯予防のためにお口の健康チェックと歯のクリーニングを始めましょう!!

A.虫歯の原因菌はどこから来るの?

虫歯の原因となるミュータンス菌は、産まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはいません。
やがて、お母さんや周りの人の口の中にいたミュータンス菌がやってきます。

ミュータンス菌が移る原因には、

  • ストロー
  • 大人が使った箸やスプーンで食べさせる
  • キス

など様々な原因があります。

歯が生えてこないうちは、ミュータンス菌は住みつきません。

歯が生えてこないうちは、ミュータンス菌は住みつきません。

歯が生えてきたらミュータンス菌がさっそく住みつきます。

歯が生えてきたらミュータンス菌がさっそく住みつきます。
(生後6ヶ月~3歳までが最も感染しやすい時期です)

B.ミュータンス菌の親子感染を予防するためには・・・

お子さんと一緒に生活する上で、ミュータンス菌の感染を完全に防ぐことは難しいです。まずは赤ちゃんのそばにいる周囲のひとたちが、お口の中を清潔に保ちミュータンス菌を減らすことからはじめましょう。

特に、お母さんのお口の健康がなによりも大切です。

最もお子さんのムシ歯予防に効果があり理想的なのは、妊娠期のお母さんの口腔ケアからお子さまのムシ歯予防をスタートさせることです。

妊娠中のお母さんは体の状態が大きく変化しており、ムシ歯菌が繁殖しやすくなっています。妊娠中は検査を受けるのも大変かもしれませんが、産まれてくるお子さんのためにも定期的にお口の検査とていねいなケアを心がけてください。

お子さまへの感染の時期が遅いほど、お子さまのムシ歯予防につながります。一緒に予防を頑張っていきましょう!

1 母子感染の予防と口腔ケア

感染の窓

感染の窓

感染の窓とは、最も母子感染しやすい特に危険な時期のことで、乳歯の奥歯が生えてくる1才半~3才くらいの間のことを言います。虫歯の原因菌であるミュータンス菌が感染する時期が遅ければ遅いほどお子さまのムシ歯予防につながります。

2 母子感染を予防するための口腔ケア

歯科医院でプロが行う歯のクリーニングPMTC

歯科医院でプロが行う歯のクリーニングPMTC

PMTCとは専用の機械を使用し、歯ブラシでは簡単に落とすことのできない菌の集合体(バイオフィルム)を徹底的に取り除くお口のクリーニングです。

3 食後にキシリトール

食後にキシリトール

キシリトールにはミュータンス菌の活動を弱め、感染を防いだり、歯垢をはがれやすくするなどの効果があります。

歯科医院で販売されている専用のキシリトールガムはキシリトール100%!!ムシ歯予防に最適です。ちなみに市販のキシリトールガムなどは100%では無いので虫歯になる可能性はあります。

4 フッ素の利用

フッ素の利用

フッ素には歯の結晶の構成(歯質)を強くしたり、ムシ歯の原因菌の活動を抑える効果があります。

5 シーラントで虫歯予防

シーラントってなに?どこにするの?

シーラント
シーラントをつめる場所

歯のかむ面の溝に樹脂をつめて、ムシ歯を予防する方法です。歯は削りません!!
奥歯のかむ面の溝が対象です。

最後に乳歯が生え替わるまで、人の歯は一生に一度だけ生え替わります。乳歯から永久歯へ・・・。
乳歯はどうせ生え替わるからといって大切にしなくてもよいということではありません。
永久歯に生え替わるまでの重要な役割があります。
あごの発達、顔の輪郭の形成、身体の発育、永久歯の歯ならびなど影響は様々です。
乳歯のムシ歯を放っておくと、乳歯のムシ歯は永久歯の歯ならびを悪くし、かみ合わせが悪くなる(不正咬合)原因にもなります。
乳歯のムシ歯を放っておくと、永久歯がムシ歯になりやすくなったり様々な弊害が出てきますので、早めに歯科医院を受診しましょう。

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