予防歯科

当院の予防歯科で実現する
「未来の健康」

当院の予防歯科で実現する「未来の健康」

歯の治療のために歯科医院に通うのではなく、「健康な状態を維持する」ために通う。それが、私たちの考える予防歯科です。
虫歯や歯周病は、自覚症状が出た時にはかなり進行していることがほとんど。しかし、定期的なプロのケアとお口に合った毎日のホームケアで、そのほとんどは防ぐことができます。

日本人の80歳の残存歯数は?

日本人の80歳の平均残存歯数は、令和4年の調査によると約15.6本です。

厚生労働省が行っている「歯科疾患実態調査」1999年(平成11年)では、8.2本程度しか残っていなかった時代もありました。
歯科医師や歯科衛生士が歯を残すための治療やメンテナンスに注力したことに加え、国民の歯の健康に対する意識が高まり、定期的な歯科健診の受診率や補助的な清掃用具(デンタルフロスなど)の使用者が増加したことが要因と考えられています。

歯を失う原因 TOP3

1位:歯周病

歯茎や歯を支える骨(歯槽骨)に炎症が起こり、進行すると骨が溶けて歯がグラグラになり、最終的に歯が抜けたり、抜歯が必要になったりします。自覚症状が出にくいまま進行することが多いため、「サイレント・ディジーズ(静かなる病気)」とも呼ばれます。

2位:虫歯(う蝕)

虫歯菌が出す酸によって歯が溶ける病気です。進行して歯の大部分が失われたり、根っこまで大きく侵されたりすると、治療で残すことができずに抜歯となることがあります。

3位:歯の破折

交通事故やスポーツなどの外傷、あるいは歯ぎしり、食いしばり、かみ合わせの悪さなどによって歯に過度な力がかかり、歯が割れたり折れたりすることです。
特に歯の根っこまで亀裂が入ると、修復が難しくなり抜歯となる場合が多いです。

歯を失う主原因

予防歯科とは?
(「治す」から「守る」へ)

予防歯科とは?(「治す」から「守る」へ)

予防歯科とは、虫歯や歯周病になる前に、その原因を取り除き、口腔内の健康を維持していくための歯科医療です。

一度削ってしまった歯は、二度と元には戻りません。生涯にわたってご自身の歯でおいしく食事をし、心から笑うためには、「病気を治す」ことよりも「病気にならないように守る」ことが最も重要です。

プロのケア
(プロフェッショナルケア)

ご自宅での歯磨きでは落としきれない汚れや、専門的なチェックは、プロに任せましょう。歯科医師・歯科衛生士が、専用の機器と知識で徹底的にサポートします。

PMTC

1.PMTC
(Professional Mechanical Tooth Cleaning:専門的機械的歯面清掃)

PMTCは、歯科医師や歯科衛生士が専門的な機器を使い、歯の表面や歯と歯茎の境目など、ご自身では磨きにくい部分の汚れを徹底的に除去するクリーニングです。

PMTCの流れ(例)

  1. 口腔内チェック・染め出し:歯や歯茎の状態を確認し、磨き残しを特定するために歯垢を赤く染め出します。
  2. 歯石除去(スケーリング):専用の器具(スケーラー)で、硬くなった歯石を取り除きます。
  3. バイオフィルム除去:特殊なブラシやラバーカップ、研磨ペーストを用いて、歯の表面にこびりついたバイオフィルム(細菌の集合体)を剥がし、徹底的に清掃します。
  4. 歯面研磨:歯の表面をツルツルに磨き上げ、汚れが再付着しにくい状態にします。
  5. フッ素塗布:最後に高濃度のフッ素を塗布し、歯質を強化します。

バイオフィルム除去の重要性

バイオフィルム除去の重要性

歯に強固に付着したバイオフィルムは、細菌が作ったバリアのようなもので、歯磨きやうがい薬では破壊できません。このバイオフィルムの中に潜む虫歯菌や歯周病菌が、病気の主な原因となります。PMTCは、このしつこいバイオフィルムの物理的な除去におすすめしています。

2.予防処置

フッ素塗布(歯質強化)

高濃度のフッ素を歯の表面に塗布することで、歯の再石灰化(溶け出したミネラルが歯に戻ること)を促し、歯質を強化します。特に生えたばかりの永久歯や、歯の根元が露出してきた成人におすすめしており、虫歯になりにくい強い歯を作ります。

シーラント(溝埋め)

奥歯のかみ合わせの面には、細かく深い溝があり、ここに汚れが溜まりやすく、虫歯になりやすいです。シーラントは、この溝を歯科用のレジン(プラスチック)で埋めてコーティングする処置です。主に虫歯リスクの高いお子さまの奥歯におこないます。

ホームケアの重要性

ホームケアの重要性:プロケアを活かす毎日の習慣

プロケアを活かす毎日の習慣

歯科医院でのプロケアは、お口をリセットする大切な機会ですが、健康を維持するには毎日のホームケアが不可欠です。

プロケアでツルツルになったお口を、ご自宅での正しいケアで維持しましょう。当院では、患者さまひとりひとりに合ったブラッシング指導や、歯間ブラシ・デンタルフロスの正しい使い方を丁寧に指導します。

ツール 役割と重要性
歯間ブラシ 歯と歯の間の広い隙間や、歯周病で歯茎が下がった部分の清掃に不可欠。
デンタルフロス 歯と歯が接している部分(コンタクトポイント)のプラークを除去。歯ブラシだけでは落ちない汚れを取り除く「仕上げの磨き残しゼロ」ツールです。

ライフステージ別

効果的なホームケアのポイント

年齢や生活習慣によって、お口のトラブルリスクは変化します。それぞれのステージに合わせたケアで、トラブルを未然に防ぎましょう。

ライフステージ別
ライフステージ 主なリスクと重点ケア
乳幼児 哺乳瓶虫歯、仕上げ磨き卒業のタイミング。保護者による徹底した仕上げ磨き、フッ素入り歯磨き粉の適量使用。食習慣の指導。
小児・学童期 生え変わり期の虫歯。自分で磨く練習と、奥歯の溝へのシーラント、フッ素塗布の活用。
思春期 食生活の変化、矯正治療中のケア。清涼飲料水や間食の制限、複雑な歯ならびへのフロス・タフトブラシの活用指導。
成人 歯周病リスクの上昇。歯周ポケットの清掃を意識したブラッシング、歯間ブラシ・フロスの習慣化。
高齢者 根面(歯の根)の虫歯、ドライマウス。歯茎が下がった部分への丁寧なケア、入れ歯やブリッジなど補綴物周囲の清掃、唾液腺マッサージ。
妊婦 妊娠性歯肉炎。ホルモンバランスの変化による歯茎の炎症予防、つわり時でもできる口腔ケア方法の指導。

予防歯科を受けることの
大きなメリット

予防歯科は、単に虫歯を防ぐだけではありません。未来の生活の質(QOL)を向上させる自己投資です。

  1. 歯が長持ちする 定期的なプロケアとホームケアにより、虫歯や歯周病の進行を抑え、ご自身の大切な歯を長く、多く残すことができます。
  2. 治療費と時間の節約 トラブルが起きてから治療するのと、予防で健康を維持するのとでは、長期的に見てトータルの治療費と通院回数(時間)を削減できます。
  3. 全身の健康維持につながる 歯周病は糖尿病や心臓病など、全身の病気と関連があることがわかっています。口腔内を健康に保つことは、全身の健康維持にもつながります。
  4. いつでも清潔で美しい口元に PMTCで着色汚れ(ステイン)も除去するため、歯本来の白さとツヤが取り戻され、爽快感が持続します。口臭予防にもつながります。
  5. 歯科医師や歯科衛生士に
    相談しやすい環境
    定期検診は、お口の小さな変化や、日々のケアで疑問に感じていることを歯科医師や歯科衛生士に気軽に相談できる絶好の機会です。どんな些細なことでもお話しください。私たちは、あなたの専属のサポーターです。
10年後、20年後の健康を一緒に守りましょう

さあ、今日から「守る」歯科習慣へ。定期的なプロケアと毎日のホームケアで、10年後、20年後の健康を一緒に守りましょう。

自費料金・保障について